では、会社員が副業をするときに注意することはなんでしょうか?
まず、あなたが務める会社が「副業OK」としているかを確認しなければなりません。
まず、「就業規則」にどのように書かれているかを確認する必要があります。
会社によっては
「就業時間以外であっても、一切の副業を行うことができない」
としている場合もありますし、
「無届けの兼業は禁止する」
「就業時間以外に副業をする場合は、事前に届け出をすること」
としている場合もあります。
会社のルールを破って行うのはNGです。
もしあなたが会社をつくり、従業員が会社のルールに反して副業をしたら
社長であるあなたならどうしますか?
起業で成功したいなら
経営する立場に立って考えることも必要になります。
副業収入の確定申告
では、副業で収入が入った場合の手続きを考えてみましょう。
まず、副業収入分を、自分で確定申告して、納税しなければなりません。
1月1日〜12月31日までの収入について
2月16日〜3月15日までの間に税務署に確定申告を行います。
確定申告書(B表)に、「住民税の徴収方法」の選択欄があるのですが
これは「自分で納付」にしましょう。
「給与から差引き」を選択するとあなたの勤める会社の経理に面倒をかけることになりますし、
副業が不用意に会社にばれることにもなります。
会社をつくると、
多くのことを自分で決めて自分でやらなければならなくなります。
いろいろな情報を持っておくことはとても大切です。
占部行政書士事務所